今回は殿堂入りを果たしたイチローさんと野球界の殿堂入りがどういうものか気になった為まとめてみました。
テレビニュースやネットニュースなどで多く取り上げられており知っている方も多くいるかとは思います。
しかし、そもそも殿堂入りはどういう条件で貰えるものなのかなど簡単に調べてみましたので皆さんも一緒に確認していきましょう!
イチロー氏殿堂入り
2015年1月22日に大リーグにて大きな功績の残した選手が貰うことができるアメリカ野球殿堂入りが発表されました。
殿堂入りが記者の投票で決まるのは初めて知りましたが、その得票率は99.746%だったようで惜しくも満票ではなかったようです。あと1票だったというのは少し悔しいですね。
イチローさんは「1票足りないというのは凄くよかったと思います」「生きていく上で不完全だから進もうとできるわけです」と語っています。
完璧な人間はいないとよく言われることですが不完全だからいいと言えるイチローさんはとてもかっこよく見え、その考え方を見習いたいと思いました。
そして今月16日にも日本で殿堂入りを果たしています。
殿堂入りの条件は?
まずは日本野球殿堂入りの条件について紹介していこうと思います。
となっていました。
【プレーヤー表彰】
- 対象者:プロ野球の現役を引退し、5年以上経過した者。その後15年間が選考 対象となる。
- 選出方法:野球報道に関して15年以上の経験を持ち委員が投票。75%以上得票した者が殿堂入りとなる。
【エキスパート表彰】
- 対象者:監督、コーチを退任後6ヶ月経過している者、又は21年以上前にプロ野球の現役を引退した者。
- 選出方法:殿堂入りした者、競技者表彰委員会の幹事と野球報道年数30年以上の経験を持つ委員が投票。75%以上得票した者が殿堂入りとなる。
どちらの表彰も委員の投票が75%以上でないといけないと知り、表彰をもらうのは簡単ではないことがわかります。
しかし、投票をする委員の人の条件も相当なものでした。殿堂入りするということは長年の経験がある方々に評価されるという名誉ある事なのですね。
続いてアメリカ野球殿入りの条件を紹介します。
- MLB(メジャーリーグベースボール)で10年以上プレーした選手
- 現役引退後、5年以上経過した選手
- 野球界の不適格リストに入っていない選手
- 前回の投票で、投票総数の5%以上を獲得した選手
- 投票総数の75%以上を獲得した選手
以上の5つの条件を満たした者がBBWAA(The Baseball Writers’ Association of America、全米野球記者協会)の投票で殿堂入りすることができるようです。
日本と同じ条件に加えて、更に厳しい内容が追加されてあるのがわかります。
まさか前回の投票も関わってくるのは予想外でした。
まとめ
今回はイチローさんの殿堂入りについて紹介させていただきました。
日本とアメリカでの殿堂入りの条件を見てきましたがアメリカの方が条件が厳しいなど今まで気にすることがなかったことを知ることができました。
急に野球用語が出てきたりなどわからないことはまだまだありましたが少しずつ調べていきたいところですね。
そしてイチローさんが日本でも殿堂入りを果たし、アメリカでも日本人初の殿堂入りを果たしたことは歴史的なことだと思います。今後もイチローさんと野球界の活躍に期待が膨らむばかりです。
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